【ブログ小説】読むだけで気持ちが熱くなる野球の決勝戦。実話を元に弱者が強者に勝った話(野球好き必見)

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こんにちわ、よってぃんです

 

 

 

今回は野球小説で僕の少年野球時代の

実話を元に読むだけで気持ちが熱くなる

弱者が強者に勝った話を

物語仕立ての構成でしていきます

 

 

今回は第1話「夢の幕開けと時代の終わり」

です。

連載するつもりですので

次回は第2話もやります

 

 

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○プロローグ

 

No.1 【主要人物チーム紹介】

(名前は一応少年野球時代の仲間から

取っていますが基本適当です…)

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主人公チーム ファイターズ

スターティングメンバー

  1. 本田くん       五年生
  2. 代々木くん   四年生
  3. 山田くん       五年生
  4. 角元くん       五年生
  5. 鈴木くん       五年生
  6. 佐藤くん       五年生
  7. 門田くん       四年生
  8. 僕(よってぃんです) 五年生
  9. 大原くん       四年生

 

ファイターズOB.関係者

長谷川先輩  (僕がお世話になった先輩)

大山監督

市原先輩 (僕らが四年生の時のキャプテン)

 

勝戦の相手イーグルス

 

主要選手

藤浪くん 五年生 イーグルスエース

進藤くん 五年生 イーグルス四番

 

イーグルス詳細

地元最強チーム。強いとこと強いとこが合併して出来たチートチーム。

 

 

以上の登場人物とチームで

話を始めていきます

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○第1節

史上最高の決勝戦の幕開け

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僕が一番心に残っている少年野球時代の

勝戦が行われたのは五年生の時

しかし戦いが始まっていたのは

四年生の秋からだった

 

 

僕には憧れの先輩がいた

その人の影響で野球を始めた

それがチームで一番上手かった

長谷川先輩だ

 

 

野球だけでなくプライベートや

学校でもお世話になり

「いつかこの人みたいになりたい」

そう思って尊敬していた

 

 

グラウンドで見る長谷川先輩や

長谷川先輩世代の先輩達は

練習して上手くなってきている

自分に劣等感を感じさせる程圧巻だった

 

 

 

ファイターズは元々、近隣同士の

チームが合併し出来たチームだった

 

 

僕が元いたマリーンズは

人手不足や弱小チームで

解散の話が出ているほど

規模が小さいチームだった

 

 

一方でマリーンズと合併した

リトルスターというチーム

 

 

地元ではトップクラスの実力を誇り

名だたる選手が何人かいた

しかし深刻な野球不人気が原因で

メンバー不足に陥っていた

 

 

そんな時、マリーンズとリトルスターの

監督同士が偶然にも酒の席で一緒になり

合併するという話になった

そうして生まれたのがファイターズだ

 

 

ファイターズとしてはまだ生まれたばかりの

新生チームに過ぎなかった

だが、リトルスターのスタメン達と

マリーンズのスタメン達が

 

 

息の合うプレーを連発して

チームは勢いをつけていった

 

 

長谷川先輩達の最後の年である

六年生の時、ファイターズはなんと

秋に開かれる一年を通して最も大きな大会で

決勝まで勝ち上がった

 

 

優勝まであと1勝

遂に夢にまで見た大会優勝をかけた

大一番の試合を目前に控えたファイターズ

 

 

しかし対戦相手は近年ずっと

優勝し続けているウルフェンズと

地元最強と謳われていたフェニックスが

合併したイーグルス

 

 

その実力は本物だった

 

 

この二つのチームが合併した理由

それは近年、僕らマリーンズと合併した

リトルスターがフェニックスや

ウルフェンズと優勝争いを続けており

 

 

リトルスターがマリーンズと合併した事で

規模が大きくなり優勝候補と騒がれ始め

それがきっかけでフェニックスと

ウルフェンズは合併をしたのです

 

 

イーグルスは大会中圧倒的な強さを誇り

強豪相手でも8-0でコールド勝ちするなど

誰も止められない勢いのまま我らが待つ

勝戦へ上がって来た

 

 

 

この勝負の行方は大会開催者や

運営事務局など多くの人々が予想を始め

イーグルスがファイターズに5-0で勝つと

言われていた

 

 

そんな中、我らファイターズは

一週間後のイーグルス戦に備え

長谷川先輩やキャプテンの市原先輩中心に

合宿にて猛特訓を始めた

 

 

いつも以上の熱気とやる気で

大山監督やコーチ達も「これなら勝てる」

と長谷川先輩達世代が勝つのを信じていた

 

 

 

決戦前夜、合宿所の風呂から上がった僕は

長い廊下に面したテラスで

暗闇の中、一人バットを振る人影に気付き

そこへ立ち寄って見ると

 

 

そこには21時を超え就寝時間にも関わらず

汗を流してバットを振る長谷川先輩がいた

 

 

その光景に見惚れしばらく釘付けになった

その時、長谷川先輩と目があった

先輩は僕を見つけるやいなや

手で「こっち来な」と合図した

 

 

先輩はテラスに座り僕もそこへ座った

 

 

 

 

「お前は明日の試合、どっちが勝つと思う」

 

 

いつも強気でクールな先輩が

どこか自信なさげにそう聞いて来た

 

 

「僕らファイターズが勝ちますよ。

だって試合で戦うのは長谷川先輩や

その世代の人らなんですもん。

負ける要素がないです」

 

 

勇気付けたつもりだった

いつも世話になったり心配かけてもらったり

していたからこんな時こそ

僕が激励しなくちゃと思ったからだ

 

 

すると先輩は今までいろんな話を僕に

してくれていたが、そんな僕でさえ

一度も耳にしたことのない話をしだした

 

 

「俺達が野球を始めた時

今年はダメだ、そう言われてた

実際、ファイターズになる前の

俺達マリーンズは地元最弱だった

 

趣味レベルのチームの弱さ

それに加えて周りは強い

正直あの日はここまで来れると

思っても見なかった

 

俺達は先輩達にみっともないだの

一回戦敗退レベルだの言われて

悔しくて毎日毎日練習して

それでも県大会なんて夢のまた夢で

 

そんな時、リトルスターと合併して

ファイターズとして生まれ変わった俺らが

遂にあの日夢見た舞台まであと1勝という

あと少しのところまで来てる

 

これに勝てば県大会…

信じてくれてるみんなのためにも

励ましてくれたお前の為にも

絶対勝つから」

 

 

知らなかった。先輩達の代が

そんなだったことを

 

 

あんなに圧巻のプレーが出来るのに

そんなこと言われていたなんて

正直言葉が出て来なかった

 

 

すると長谷川先輩は立ち上がり

 

「明日、グラウンドで笑うのは

イーグルスじゃなくファイターズ。

そうなるように努力するよ

悔いは残したくないしね」

 

 

先輩はそういうと自信に満ちた顔で

空を見上げた

その日の夜空はなぜか

自身をくれるような透き通った黒だった

 

 

 

 

決戦当日、朝の霧がまだ消えないまま

合宿所からバスで球場へ向かった

 

 

到着しバスから降りるとそこには

さっきまで霧が支配していた外ではなく

太陽の光が強く差し込み

球場を明るく照らしていた

 

 

 

球場に一礼しベンチへ入った

すると向こう側のベンチには既に

イーグルスがいた

 

 

アップを始め声でも負けられないと

大声でランニングを始めた

ファイターズも市原先輩の合図とともに

声で対抗し既に試合は始まっているかのようで

 

 

スタンドにも大勢の観客や仲間達

勝戦まで来れなかった選手達が

優勝候補同士の戦いを固唾を飲んで

見守っていた

 

 

シートノックで相手の力量を図り

ファイターズの番が来た

 

 

シートノックではかなり調子が良く

いよいよどちらが勝つか分からなくなった

でも僕にできることは応援すること

出番がくれば必ず繋ぐこと

 

 

それだけを考えてベンチから見守った

 

 

主審の合図で整列

相手の顔を睨み合いながら

どちらが県大会へ進めるか

どちらが相応しいか

 

 

それを比べあっているかのようだった

 

 

そして遂に決勝戦開始の合図は

打ち鳴らされた

 

 

 

 

○第2節

世代の終わりを告げる音

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一回表、イーグルスの攻撃

マリーンズの先発マウンドに上がったのは

世代最強エースの座に着く

背番号1、六年生の鮫島先輩

 

 

投球練習の時からミットを鳴らす

その豪腕さにチームや応援団は

湧き上がった

 

 

しかし相手は強力イーグルス打線

 

 

だがイーグルスの先頭打者を

三球三振に抑える鮫島先輩

続く二、三番に対しても

強気のインコース攻め

 

 

豪打を誇るイーグルス打線を

初回無失点に抑えた上

完璧なピッチングだった

 

 

そして一回裏のファイターズ攻撃

一番今村先輩がセーフティバント

出塁すると僕の一年下の代々木くんの

実の兄代々木先輩が送りバントを決め

 

 

堅い野球でイーグルスをかき回す

イーグルスの先発投手も

この一二番コンビはそう簡単には

打ち崩せなかった

 

 

迎えるファイターズクリーンナップ

強肩強打の三番武蔵先輩が

センター前へヒットを放つと

続く四番長谷川先輩

 

 

1球目外に外れる高めの球を見逃し

2球目甘く入って来たインコース

確実にセンターは跳ね返し

外野の頭を超える長打を放った

 

 

このヒットにより三塁ランナー

今村先輩がホームへ帰り先制点

さらに二塁へ送球した球が逸れ

武蔵先輩もホームを踏み2点目

 

 

いきなり2得点を奪ったファイターズ

五番キャプテン市原先輩も左中間を破る

長打コースで長谷川先輩が帰還

 

 

一回に3得点を奪い二回表の守備へ

 

 

 

鮫島先輩の球の伸びは次第に上がり

イーグルス打線を完封

一塁を踏むことさえ許さない

完璧なピッチングが続いた

 

 

流れはファイターズにあるものの

三回から変わったイーグルスのエース

宮本さんから得点を挙げられず

ヒットも難しい状況となった

 

 

3点をリードしたまま試合は硬直し

投手戦へと試合は進んでいった

 

 

しかし四回表で流れは変わり始めた

鮫島先輩からヒットを放つイーグルス

絶対的主砲六年生の的場さん

 

 

かなり広い球場でホームランを放ち

大会第1号のアーチを浴びた鮫島先輩

その裏でファイターズは出てきたエース

宮本さんから点を取れず

 

 

4回終えた時点で3-1

残すイニングはあと一回

誰もがファイターズの勝利を確信し

初の優勝に期待が高まる状況

 

 

 

しかし迎えた最終回、事件は起こった

 

 

二つの四球でランナーを二人許し

さらに四番的場さんに再びフェンス直撃打を

浴びた鮫島先輩

これで点差は3-4と逆転される

 

 

さらに五番打者に対しすっぽ抜けてしまい

ど真ん中へ甘く入ってしまった

それを柵越えされ3-5

なんとか後続を抑え攻撃に転じた

 

 

3回からマウンドに上がった

イーグルスのエース宮本さんから

まだあまりヒットが出ていない

状況にも関わらず先輩達は

 

 

「必ず勝とう」と円陣を組んだ

チームの士気はまだ死んではいなかった

 

 

最終回先頭打者の四年生代打佐藤くんが

レフト前に落ちるヒットを放つと

ベンチは大盛り上がりになった

 

 

そしてファイターズ上位打線

今村先輩が二遊間へ打ち返し

相手の遊撃手がファインプレーするも

悪送球で今村先輩はセーフ、内野安打となり

 

 

二塁にいた佐藤くんもその間に

三塁へ進み一、三塁の得点のチャンス

 

 

バントの達人である代々木先輩が

スクイズを決めると佐藤くんは

ホームへ帰り4-5の一点差で

俊足今村先輩も二塁へ進塁

 

 

一打同点、ホームランでサヨナラの場面で

迎えるはファイターズクリーンナップ

 

 

三番武蔵先輩は難しい球にも手を出し

なんとかヒットを打とうと健闘する

ファールで粘るが最後は苦手だった

インコース高めを投げられ三振

 

 

2死2塁の場面で出て来たのは

ファイターズの四番長谷川先輩

 

 

もうこの人しかいない

この試合を決められるのは

もうこの人しかいないと

その時本気でそう思った

 

 

これまで2打数2安打である長谷川先輩

エース宮本さんからもヒットを放っている

 

 

試合を分ける大勝負に救助全員の視線が

長谷川先輩とエース宮本さんに注がれた

 

 

第1球目、イーグルスバッテリーは

長谷川先輩が最も得意とする外角高めを

投げて来た

長谷川先輩は空振りしてしまう

 

 

「打てるもんなら打ってみろ」

 

 

そうマウンドから圧をかけて来ていた

 

 

続く2球目、今度は長谷川先輩が

苦手とするインコース攻めを展開

相手捕手は二塁ランナーの動きを

警戒しつつリードを続け

 

 

四番である長谷川先輩を打ち取って

優勝しようと真っ向勝負を仕掛けて来た

 

 

しかし長谷川先輩はこれを跳ね返し

ファールへするが振り遅れていた

 

 

3球目、追い込まれた状況で

一球外し、4球目も打ち気を誘って

外角のクサイところへ放って来た

 

 

長谷川先輩の選球眼で見逃したが

見ているこっちですら胸が高鳴った

 

 

そして5球目、真ん中より低いコースへ

来た球にファールで応戦

6球目、外角低めに外れるボール

これで2ストライク3ボールのフルカウント

 

 

打たれれば同点、逆転のピンチである

強豪イーグルスに対し

三振すれば敗北が決まるファイターズ

 

 

二人に注ぐ視線は周りの応援の声など

耳に入って来ない程、集中し見惚れ

まるでその場が静かであるかのような

そんな感覚に陥った

 

 

そして7球目を投げる宮本さんは

なんと試合の勝敗を懸け

ランナーなど気にしない

「走りたきゃ走れ」と言わんばかりの

 

 

ワインドアップで

長谷川先輩を打ち取りに来た

 

 

インコース低めへ入った最後の球

長谷川先輩はバットを思いっきり振り抜き

しばらくその場には静寂が訪れた

 

 

そしてその静寂を

打ち破るかのように主審の

 

 

「ストライク!バッターアウト!

ゲームセット‼︎」

 

 

その言葉が耳に入って来た

 

 

全てを懸けた男の真剣勝負は

イーグルス宮本さんに軍配が上がった

ファイターズは負けたのだ

 

 

主審のゲームセットコールが

僕は信じられなかった

 

 

先輩達が負けるはずがない

まだ試合は終わっていない

 

 

崩れ落ち泣き崩れる先輩達をよそに

ファイターズの負けが決まった

長谷川先輩達が最後に戦い散った

勝戦の球場を見つめる事しか出来なかった

 

 

しばらくして肩を叩く人の気配に気づき

横を見ると市原先輩がそこにいた

市原先輩は強く前を見据え涙を堪えながら

 

 

「行こう、整列だ」

 

 

そう一言僕に告げると

最後の大会が終わった先輩達に

言葉をかけることなく泣き崩れる

今村先輩達の肩を持ち整列に向かった

 

 

長谷川先輩が気になった僕は

バッターボックスの方へ目をやると

天を仰ぎ抑えきれない涙を堪える

先輩の姿があった

 

 

その姿を見た時初めて

負けたことを実感した

 

 

主審の例の合図で両者頭を下げ

試合終了の音がなった

イーグルスナインは喜びに満ち

互いに身を寄せ合って勝利を祝っていた

 

 

しかしファイターズの先輩達は

まだ頭をあげられない人がいた

先輩達の夢を奪ったイーグルス

強く涙を浮かべ睨むしかなかった僕に

 

 

「ごめんな…。さあ行こう」

 

 

長谷川先輩がそう声をかけて来た

負けた悔しさもあったが何より

見慣れた長谷川先輩を見たとき

何故か悔しいのに安堵してしまった

 

 

球場のスタンドで最後のミーティングを

していた先輩達の代

大山監督は先輩達に言葉をかけていたが

そんな言葉より

 

 

一人俯いて号泣している長谷川先輩にしか

目が行かなかった

 

 

整列の時は目の前には僕含め

後輩達がたくさんいた

長谷川先輩はきっと僕らの前では

最後まで先輩でいようとしてくれた

 

 

監督の前ではあくまで教え子

負けた悔しさが溢れてきたのだろう

最後に打席に立っていたのは自分

 

 

逆転のチャンスを生かせなかった自分が

本当に悔しかったんだろうと

僕までまた泣きそうになった

 

 

 

その後、帰りのバスまで時間があった

先輩達はそれぞれ後輩達に

自分のグローブやバットを授けたり

教えを伝授していたりして

 

 

後輩達や僕と同世代の子達は

先輩達を慰めていた

 

 

そんな中、僕は球場全体を見渡せる

スタンドの一番高いところから

夕焼けに染まるグラウンドを見つめていた

 

 

試合中はあれだけ青く雲一つなかった空も

今では冷たい風が吹き夕暮れの

オレンジ色に染まり白い雲も

遠くから遊びにやってきていた

 

 

もう日も沈む頃、不意に

「帰ろう」

そう思った僕は振り返ろうとした

 

 

すると後ろから声がして

立ち止まった

長谷川先輩だった

 

 

「今日はごめんな。負けちゃったよ

俺達の代はここまでだ。

でも悔いはないよ」

 

 

先輩の言葉にまた涙がこみ上げた

無理して言ってることが分かったからだ

 

 

「俺は先輩達の夢を奪ったイーグルス

許せません。先輩達に勝ったイーグルス

本当に羨ましくて、それに悔しくて」

 

 

すると長谷川先輩は

 

 

「野球は時に選手に残酷な最後を残す

そんなスポーツだと俺は思ってるよ

負ければ終わりだもんな

けど俺は夢が終わったとは思ってないよ

 

確かに俺達の代が県大会へ行くっていう

その夢は今日の試合で終わったけれど

ファイターズが県大会へ行くという

夢はまだ生きてるから

 

一年後、お前とお前の世代の奴らが

きっと今日の仇を取ってくれる

そう思ってるからな。お前らならできるよ

お前らがイーグルスを倒して

 

この地区で史上初の県大会出場してくれる事を

俺は心の底から信じてる

お前ら世代は俺達よりも強いから

きっと優勝出来る。県大会に出れる

 

その日が来たら、今度はお前が

グラウンドで戦って俺が応援する

そう約束するよ。お前らなら勝てる」

 

 

そう言ってくれた

 

 

そう言う先輩の目にもう涙はなかった

 

 

僕は一年後のこの大会で

必ずイーグルスを倒して県大会へ行く

そう決意し球場を後にした

 

 

次に優勝するのは必ず

ファイターズだと

そしてその時、チームを率いているのは

自分たちの世代だと誓った

 

 

 

 

第2話は続く

 

 

 

 

 

 

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では今回はこれにて

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