失恋したやつ、ちょっと来いや
こんにちわ、よってぃんです
冒頭のタイトルの荒い言葉
申し訳ありません
しかし今回見に来てくれたアナタ
辛い失恋を乗り越えてきたんでしょう
いや、まだ乗り越えられていないかもしれない
まだ立ち直っていないかもしれない
いつまでもくよくよしていても
何も始まらない
今回は失恋したアナタにだけ
特別な話をしましょう
これを呼んで少しでも気持ちが
軽く癒されたらこれほど
うれしいことはありません
1.夢から現実へ
まず始めにアナタに言いたいのは
アナタは恋という夢の世界から
帰ってきただけなんです
煮えたぎるような想いが
例え仮に冷めてしまったとしても
叶えたかった恋が終わった瞬間でも
アナタが消えてしまう必要なんて
どこにもないんです
死にたくなるほど辛いのは分かります
消えたくなるほど追い詰められるのも
全部分かります
けれどよく考えてみてください
何故アナタが死んだり消えなくちゃならないのか
失恋において悪者はいない
例え自分が思いを寄せる相手が
好きな人でもそれもしかり
ただ一ついえるのは
恋愛において最大の敵
それは自分自身ということ
2.失恋は恋愛祈願の最高峰
たった一度恋を失ったからといって
アナタの人生の色恋はそこで
クライマックスですか?
70億人いる男女のうち女は35億人
35億分の1をアナタは無くしただけなんです
確かにそれは口で言うのは簡単です
けれど現実はそんなもんなんです
アナタが死ぬほど大好きだったあの人は
神様がアナタの本当の運命の人の前で
失敗しないように用意してくれた
思い出と経験なんです
あれほど思いを寄せて
あれほど大好きで
あれほど愛していたのに
手に入れられなかった
世界でたった一人のかけがえのない存在
辛すぎるのもやるせないのも
本当の運命の人のためのもの
乗り越えてこそ断ち切ってこそ
アナタは赤い糸の先にいる人に
出会い幸せになる資格を得るんです
3.本当に大切なこと
この世界にある全てのことで
一番人を良い意味でも悪い意味でも
狂わせてしまうのは恋愛です
人類が誕生したときからずっと
男と女しかいないのに解明できない
人類が知りえない領域にあるのが
恋愛や恋というものなんですね
自分でも気づかないうちに
人を好きになり幸せになったり
酷く傷つくこともある
こんな偉そうに分かりもしない失恋の話を
長々としている僕でさえ失恋している
それも人生で初めて涙を流しながら
惚れた理由なんてもう覚えていない
なんなら好きだったところでさえも
けど消えないものがあるとすればそれは
その人と過ごした時間。そして想い
これだけは消そうとしても無理だった
これだけは頭が消す事を許してくれなかった
惚れたあの日からずっとあの人を欲して
好きだと自覚してから何か上手くいかなくて
何もしてあげられなかったのに
目の前で無邪気に笑うあの人をみるたび
この人は俺が何があっても守るんだ
例え自分が死ぬことになっても守る
あの人を悲しませる奴は全員敵だ
あの人から笑顔を奪うような奴は
俺がぶっ潰してやる
それが例え親でも友達でも恩師でも
けれど自分があの人を本気で
手に入れようとすればするほど
現実は俺からあの人を遠ざけていく
その姿を失わないように追いかけて
見失わないように必死で喰らい付いた思いは
全部叶わない夢とし消えていって
どれだけ手を伸ばしても届かない
守るどころか守られて
そうして過ぎ去った三年
気づけばもうそこにあの人はいなかった
もう二度と手の届かない場所に
逢いたくても逢えない場所に
あの人はいなくなってしまった
でもあの人がこんな何もない俺に
最後に残していった言葉
「君ならきっと大丈夫」
その言葉だけを頼りにあの日
どうしても言えなかったあの言葉の代わりに
砕けて泣いて咲いて散ったあの夢が生んだ
果てしない偉大な新たな夢を今度こそ叶えるために
アナタも失恋した場所で立ち止まっていてはいけない
きっと新しい何かが見えてくるはず
叶えられず散っていったあの夢が
僕の新しい夢を生んだように
振り返るのではなく前を見て
そうすれば必ず何かが見えてくる
終わりから始まりにしましょう