【泣ける話】心温まる感動話。読めばきっと思わず泣いてしまう〜世の中捨てたもんじゃない〜
こんにちわ、よってぃんです
最近、創作話にハマっている僕ですが
ネットやテレビなどで見かける
感動名話
みたいなの見てウルッと来ちゃいます…😢
世間的に見ればまだまだ若すぎるくらいですが
年を重ねるにつれ感動することが多いです
最近は昔のクレヨンしんちゃんの映画で
オトナ帝国の逆襲を見ていて
ひろしがしんのすけを思い出すシーンや
過去の回想シーンでグッときます
ひろしのここまでの人生が描かれてて
なんというか、平凡なんだけど
それでも必死に家族を守ってきたひろしに
男として憧れを抱くばかりです🙇♂️
それに回想シーンで流れるBGMがまた
露骨なお涙頂戴な感じじゃなくて
ひろしの人生を振り返ってるって感じで
またいいですよね
そこで!今回は偶然にも創作話にハマって
今まさに小説やら書いてる僕がオリジナルで
考えた泣ける話を書いていきます
※この記事を読むにあたり注意事項
今から書く感動話は全て私よってぃんが妄想や「これいいな」的な観点から生み出された完全なる
フィクションです。
(実際の団体や人物は一切関係ありません)
あくまで
(嘘でもいいから)泣ける話が見たい!
(嘘でもいいから)感動する話が聞きたい!
という方へ向けての記事です。
ご理解して読んでもらえると幸いです😢
ちなみに色々感想とかあると思いますが
批判されると悲しくなっちゃったりするので
温かい目で見てね😢
それではLet's Go!!!
1. 帰りを待つ犬
僕の家にはもう高齢になる犬がいる。
名前はジョン。ありふれた名前だ。
僕のお父さんとジョンはとても仲良しだ。
いつも帰りが遅く疲れてるお父さんだけど
ジョンはそんなお父さんの帰りを毎日待っている。
お父さんが帰ってくれば小さな尻尾をちぎれんばかりに振って「おかえり!」と出迎える。
そんなジョンにお父さんはいつも疲れを感じさせないほど戯れるジョンを抱きしめ「ただいま」と優しく笑って声をかけていた。
休みの日になれば2人はいつもの公園に散歩へ行きジョンが好きなフリスビーで一緒に遊んでいた。それが2人の休日の過ごし方だった。
そんな幸せな毎日。
ある日、いつものように朝仕事へ向かうお父さんの元へ「いってらっしゃい!」と見送りに来るジョン。そんな彼の頭をお父さんは優しく撫でて
「行ってくるな。帰ってきたらまた遊ぼうな」
と笑顔でジョンに言うと、それに返事するようにジョンはいつもより大きな声で「ワン!」と鳴いた。
けどこれが2人の最後の会話だった。
夕方遅く、家に一本の電話がかかってくる。
相手はお父さんの会社の部下だった。
「○○さんのお宅ですか!?お父さんが帰り道車にはねられて意識不明の重体なんです!」
僕はお母さんと共にお父さんがいる病院へ向かった。
そこには冷たくなったお父さんがいた。
僕らがここに向かう途中でお父さんは息を引き取ったという。
お医者さんの話によればお父さんは手に新しい犬用のフリスビーを持っていたという。
そう、今日はジョンが生まれた誕生日とジョンが家に来た記念日だった。
使っていたフリスビーがもうボロボロになってそれでも大事に使うジョンのためにお父さんは帰り道、それを買いに出掛けたのだ。
その帰り道、近所で散歩していたおばさんがうっかり愛犬のリードを離してしまい、犬が飛び出した先には車が来ていた。
お父さんは咄嗟にその犬を助けた。その犬は無事だったがお父さんは亡くなった。
偶然にも助けた犬がジョンと同じ犬種で、お母さんはもしかしたらジョンの面影を見たんじゃないかって言ってた。
その日、家に帰るとジョンは珍しく玄関の前に居なかった。いつもこの時間はお父さんの帰宅時間に合わせてここで待っているはずなのに。
家の中を探すとリビングの窓から外を眺め寂しそうな声で鳴いていた。
まるでお父さんがもう二度と帰ってくることはない事を知っているかのようだった。
いや、いつもより遅いお父さんを心配していたのかもしれない。
お母さんは堪え切れない涙を浮かべながらお父さんの帰りを待つジョンに
「ジョン…もうお父さんはね…帰ってこないんだよ…。あなたと同じ子を助けて亡くなったの。」
すると温厚で滅多なことで怒らないジョンが本気で怒り牙を向いて威嚇した。
「そんなはずはない。嘘をつくな」
僕にはそう聞こえた。
その日から、ジョンはお父さんがいつも寝そべっていたソファーの上から動かなくなった。
ずっと毎日欠かさず窓の外を見つめ玄関が開く音がするときだけ玄関の方へ素早く顔を向けた
ジョンはきっと「ただいま〜」とまた元気にお父さんが帰ってくるのをずっとずっと待っていたんだと思う。
でも内心、もう一週間も帰ってこないお父さんを考えれば分かっていたと思う。
それからさらに一週間。
今日はお父さんの葬式。
ジョンにお父さんがもう帰ってこれないことを伝えるためにお母さんはジョンを連れて行った。
そして二週間ぶりにお父さんと再会したジョン。それでもお父さんは変わり果てていた。
泣いても吠えても触れてもピクリともしない。
お父さんと愛情表現でしていた頭をすり寄せる事をしてもお父さんは動かない。
ジョンは寂しそうな声で鳴き続けると次第にそのウルッとした瞳から一滴の涙が溢れた。
その後、お母さんは気を利かせてお父さんが最後にジョンにプレゼントしようとしたフリスビーを渡したけど、ボロボロになったお父さんと遊んだ思い出のフリスビーを咥えて離さなかった。
新品のフリスビーにはお父さんの匂いがついていない。だからボロボロの方をずっと持ってお父さんを待っていた。また遊んでもらえる日を心待ちにして。
最後の別れが終わった後も、来る日も来る日もジョンはお父さんの帰りを待ち続けた。もうあの日から3年が経った。
ジョンは余命宣告を受けていた。
もう持たないとも言われていた。
動けなくなった体はいつもと変わらずお父さんがいたソファーの上にあった。
ジョンはソファーの上でボロボロになったフリスビーをそばに置きながら静かに目を閉じようとしていた。
するとお母さんがお父さんとジョンが写った写真をジョンの目の前に置いた。
すると3年ぶりだろうか。ジョンはお父さんを見送る時に発した時のような元気な声で小さく吠えた。
目を瞑るとジョンはもう目を覚まさなかった。
3年間、ずっとお父さんの帰りを待ち続けた。
最後に彼がどんな思いだったか、それはわからないけど、
また天国で2人で三年ぶりに再会したはず。
きっと今度は元気な2人が「おかえり!」と
そう言い合えているはずだ。
ずっと言えなかったあの日の「おかえり」を。
2. 亡き親友へ捧げた想い
(上記画像に映る某有名選手は今回の話に一切の関係はありません。後ろ姿がカッコよくて一目惚れして加工して使いました許して)
俺には生まれた時からずっと一緒の幼馴染がいる。名前は友也。
普通なら幼馴染っていえば女の子が運命的だし憧れのシチュエーションだけど俺の場合、こいつ。
周りからは「いっつも一緒だね」って言われるくらいずっと一緒。気がつけば隣にいる。まあ腐れ縁ってやつ。
何をやるにも同じだった。学校の通学路も好きな遊びも好きな女も。
俺らはサッカーをやってるんだけどサッカーでも同じポジション。ツートップ。
そんな俺らにも夢があった。
それは2人でW杯に出ること。
2人でW杯に出て日本初のベスト8を達成して、悲願の初優勝までしてやろう!
そんなでっかい夢持ってた。
リトルの頃からずっと努力して遂に念願の日本代表入りを果たした。また俺ら2人で。
周りの人からもすごい褒められた。先生も親も友達も。さあこれからだって時に友也は急死した。
俺らの夢だったW杯の予選も突破していよいよグループリーグだって時に、どうして…?
友也の葬式で俺はコイツに約束した。世界で決める一発目のゴールは俺とお前で取った一点にするって。
俺はW杯の舞台に立った。今までで一番走った。一番頑張った。そしてようやく一点を俺が取ったんだ。
俺は空高く指をかざした。ユニフォームを脱ぎインナーに書かれたお前へのメッセージ見てるか?
「やったぞ、俺たち。夢叶えたんだ」
お前が隣でまた一緒に喜んでいるような気がした。
3. 君の隣には
私には好きな人がいる。
同じクラスの広輔くんだ。
広輔くんとは隣の席で仲良くなって段々と好きになっていった。
顔もカッコよくてバスケも上手い。女の子達の憧れの的で私にはライバルが多かった。
アピール上手な子もいるし容姿が綺麗な子も。私は引っ込み思案だし容姿に自信がない。広輔くんを好きな子達の中では一番不利だけど私が唯一その子達より有利なことといえば隣の席っていうことだけ。
中でも広輔くんに一番関わってる子がいる。バスケ部マネージャーの沙織さんだ。
沙織さんと広輔くんは幼馴染らしいし容姿も綺麗で可愛いって男子の中じゃ人気だし聞き上手だから私は何1つ勝てなかった。
何より広輔くんが沙織さんと話してる時が一番楽しそうなのが辛かった。
何度も諦めようって思うたびに計ったかのように急に優しくしてくる。諦めようと思うたびに諦めきれないようなことをしてくる。
ある日、私は勇気を振り絞って交換日記をしようと広輔くんに聞いてみた。そしたら「いいよ」って笑ってくれてその笑顔にまた惚れちゃってどうしようもなかった。
日記のやり取りの中では自分らしく振る舞えるのに実際会うと緊張して何も話せない。
交換日記をする中で広輔くんが好きなものとか彼女がいないこととか色々わかって、それでも知れば知るほど彼が愛おしくなって。
交換日記で他の子より優越感に浸っても教室の中じゃライバルに埋もれてまともに話もできないのに。
ある日、君が褒めてくれた私の長い髪。好きだって言ってくれたからずっとこの長さのまま。
沙織さんはショートヘアだから内心勝った気になった時もあった。
そんなある日、私が告白を決意して、交換日記の新しいページにラブレターを書いて、それを持って向かったバスケ部の部室で沙織さんが広輔くんに告白しているのを聞いてしまった。
「立ち去ろう」
そう思ったけど広輔くんの返事が気になって足が動かなかった。少し間をおいて広輔くんの口から出た答えは「よろしくね」だった。
ずっと沙織さんの事が好きだったらしい。両想いでずっとお互い言えずにいたんだって。
私はその時、初めて失恋した事に気がついた。
でもそれと同時に涙が止まらなくなった。
どうして?あんなに優しくしてくれたのに。
どうして、あんなに褒めてくれたのに。
私のこと好きでもないのに髪型を褒めてくれたり、いつも接してきたの?
ちゃんと脈ありサインも調べた。
不備なんかなかったはずなのに告白する前にフラれてしまった。
好きでもないなら優しくしないで欲しかった。
その気がないならそう言って欲しかった。
私は気がつけば学校の外まで走ってきてた。
家に帰って目が枯れるくらい泣いた。
人生で一番泣いた。
手元に置かれた最後のページの交換日記を見ながら私は静かに青春のページを閉じた。
後日、私は沙織さんと席を変えてもらった。先生には黒板が見えないと嘘をついて。
隣同士で楽しそうな2人を見て心の中で広輔くんに
「さようなら。思い出をありがとう」
やっぱり君の隣には沙織さんがよく似合う。
終わりに
いかがでしたでしょうか??
少しお涙頂戴感やありふれた脚本でしたが
目に涙は浮かびましたか🤧
浮かばなかった!という人は
シリーズ化しようと思ってるので次回に期待🙇♂️
浮かんだ!という人も
シリーズ化するのでまた次回もいらしてね
ではでは今回はこの辺で
最後まで読んでくれてありがとう!
ばいちゃ